エムリフレです。
寒くなって、都内もまた新型コロナ感染者数が増加してきました。
感染拡大を防ぐため、当サロンでも改めて気を引き締め、換気、消毒、マスク着用(都度交換)を徹底してまいります。
さて、今回はそうした世の中の動きと全く関係なく、
秋の夜長にじっくり読んでもらいたい、てんちょオススメの1冊を紹介していきます。
(本当、脈絡なし…)
田村由美先生と言えば、BASARAとか7SEEDSとかで有名ですが、
「ミステリと言う勿れ」
この作品は色々凄いっす。
何が凄いかと言えば、いきなりおっさん思想を殺しにかかっています(笑)。
もうね、清々しいくらい。
第1話から、主人公・整(ととのう)くんに
「おじさんたちって…徒党を組んで 悪事を働くんですよ」
とか言い放ちます。そして、
「(女性は)悪事に加担してくれないから おじさんたちはやりにくい」
とまで言わせます。
おじさん目線で言えば、おいおいおいおいおいおいおいという感じですが、
この作者による物語の各所に仕掛けられた「(日本社会の)問題提起」を
どのように捉えるかで読み手の力量が試されます。これ、もはや挑戦状ですね。
でも、面白い作品って読者に「問いかける」ものだと個人的には思っています。
物語の殆どが整くんのおしゃべりです。
そしてまあ、よく喋る。
わたしのようなおっさん世代が、この整くんの持論をどのように評価するのか、
とても興味があります。……というわけで、男性の方にこそ読んでいただきたいっす(^^)。
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